キャンプで必要なコンロってどんなのがあるの?
何個も買えないからおすすめがあればおしえて。
そんな悩みにお答えします。
この記事を書いている私は、キャンプ等のアウトドアを趣味にして15年。
現在も季節を問わず自然満喫をしています。
こういった私が初心者におすすめな調理器具を体験と共に紹介します。
おすすめのキャンプ用コンロ【10選】
キャンプでの主な熱源は
炭火・焚火・バーナーの3つ。
ここではそれらを使用する為のコンロとバーナーを紹介します。
バーベキューコンロ
①スタンダードタイプ
バーベキューが目的の初心者には1番おすすめなタイプです。その中でも特に途中の炭足しが楽な引き出し式タイプがおすすめです。
バーベキューコンロといえばこの形をイメージする方が多いと思います。
そう、ホームセンターでみかける四角い鉄の箱に足がついているタイプです。
私も「バーベキューといえばこれ!」のイメージで何台か購入しています。
使い勝手はとてもよく、大人数でわいわい言いながら囲むにも向いています。
交換用の網も手に入りやすいのではじめての購入にはおすすめのタイプとなります。
メリット
- ホームセンターに行けば大抵売っている
- 焼き面積が広く大人数でも使いやすい
- サイズによっては安価な焼き網で代用できる
- 足の長さが変更できる物が多くロースタイルでも使用できる
デメリット
- どこにでも売っているので、他の人とかぶってしまう
- 大型の物が多く持ち運び時にかさ張ってしまう
- 網と足が貧弱なものが多くダッジオーブンの使用がちょっと不安
- 計量化の為鉄板が薄く熱でゆがみやすい
②焚き火台タイプ
焚火も一緒にやりたい初心者にはこのタイプがおすすめです。出来ればダッジオーブン用のロストル付きを買いましょう。
ロースタイルでのバーベキューや焚き火での使用も考えている方におすすめ。
スタンダードタイプと比べると焼き面積の狭い物が多く、比較的少人数でのバーベキューに向いています。
殆どのタイプがダッチオーブンでの使用に対応しており、物としては頑丈です。
おすすめはダッジオーブン用に強めのロストルが付属しているタイプです。
メリット
- 比較的コンパクトに収納でき持ち運びが楽
- 殆どがダッジオーブンの使用を考え頑丈に作られている
- 薪を燃やしてもゆがみが少ない
デメリット
- 焼き面積が狭い物が多い
- 網が専用サイズの物が多くコストがかかりやすい
- 余り普及しておらず現物購入にはキャンプ用品店へ行く必要がある
③卓上タイプ
焼肉屋さんのように、テーブル上で焼くのに向いているタイプです。
小型な物が多く少人数のバーベキューに向いていると思った方がいいです。
物によっては燻製が出来るタイプもあり料理の幅が広がります。
卓上の使用も考慮して、灰の落ちない形状の物をおすすめします。
メリット
- コンパクトで持ち運びやすい
- 安価な物からそろっておりコスパがいい
- 構造がかっこいい
デメリット
- 焼き面積が狭い為料理内容を選ぶ
- 市販の炭では割らないと入らない物がある
④ガーデンタイプ
映画やグランピングで見るタイプです。
車輪がついている物が多いですが大型で重く、長距離を引っ張って移動するのは大変です。
車に積載しての移動も大変ですのでキャンプよりもお庭バーベキューに向いています。
基本的に蓋付きなのでアメリカンな本格的バーベキュー(スモーク焼き)に使用できます。
メリット
- 使いこなせばあらゆる料理が出来る
- 焼肉バーベキューでない本格的なスモーキーバーベキューが出来る
- 大人数でのバーベキューでも焼き面積に問題ない
デメリット
- 使いこなすにはある程度の知識が必要になってくる
- 大きすぎて持ち運びに困る
- 使用後の清掃が大変
⑤使い捨てタイプ
「滅多にバーベキューはやらないからコンロは買いたくない」と思っている方向けの商品です。
アルミの深皿に燃料が入っているだけのシンプルな形状です。
軽くてコンパクト、着火~片付けまでこれのみで完結できるので使い切りに丁度いいです。
ただし燃焼時間が短く適応人数は1~2人と小さい物が多いです。
メリット
- 安価にバーベキューを体験できる
- 使用後はそのまま燃えるゴミとして捨てることが出来る
デメリット
- 火力が弱く、火の位置も不安定な為調理し辛い
- 着火後しばらくは着火剤の臭いが気になる
⑥薪ストーブ
薪ストーブはダッチオーブンや煮込み料理を得意とします。
暖を取りながら調理をする事ができ、多用途で1台あれば重宝します。
私はテント内で暖を取りながらスキレット料理で使用します。
少し敷居が高いイメージがありますが冬キャンプを考えている方には料理の幅も広げてくれおすすめな調理器具です。
メリット
- キャンプの玄人っぽく感じれる
- 調理をしながら暖をとれる
- 煮込み料理に向いており長時間の調理を低コストで出来る
デメリット
- 準備が大変!片付けが大変
- 火力調整が難しい
- 火力が強く冬以外は使用不可
ガスコンロ
⑦ツーバーナーコンロ
屋外用の2口コンロです。
ガスコンロタイプであれば家庭用のコンロとほとんど変わらない使用方法なので簡単に熱源確保が出来ます。
ホワイトガソリンタイプは使用・整備に多少の労力が必要ですが、道具として長く愛用することが出来ます。
メリット
- 起床時などすぐに火が使いたい時でもすぐに火を使える
- 自宅のコンロと同様の使用感の為使い方で失敗する事が少ない
- CB缶(Cassette Gas Bombe)使用タイプでは燃料コストが安い
デメリット
- 料理の種類が家庭料理系になりやすい
- OD缶(OutDoor)使用タイプでは燃料コストが高い
⑧シングルバーナーコンロ
メリット
- 起床時などすぐに火が使いたい時でもすぐに火を使える
- コンパクトで持ち運びに優れている
- CB缶(Cassette Gas Bombe)使用タイプでは燃料コストが安い
デメリット
- ゴトクが狭く、強度も低い為重い調理器具が使えない
- 低火力の物が多い
- OD缶(OutDoor)使用タイプでは燃料コストが高い
⑨卓上ガスコンロ
メリット
- 一般的に普及している物でコスパがいい
- 燃料もCB缶(Cassette Gas Bombe)の為コストが安い
- アウトドア用であれば風貌もついており火力が安定している
デメリット
- 一般家庭用だと風に弱く、火力が不安定になる事がある
- 雰囲気てきに気分が乗りにくい
⑩大型ガスグリル
上記のガーデンタイプと同様に海外映画やグランピングで見るタイプです。
海外ではこちらのガスタイプの方が多い印象です。
車輪付きもありますが、重く移動はかなり大変です。
キャンプよりもお庭でのバーベキューと考えた方がいいです。
基本的に蓋付きなのでアメリカンな本格的バーベキュー(スモーク焼き)に使用できます。
メリット
- 使いこなせばあらゆる料理が出来る
- 焼肉バーベキューではないスモーキーバーベキューが出来る
- 大人数でのバーベキューでも焼き面積に問題ない
デメリット
- 使いこなすにはある程度の知識が必要になってくる
- 大きすぎて持ち運びに困る
- 使用後の清掃が大変
最後に
今回はキャンプ・バーベキューにおすすめのコンロをまとめてみました。
初心者の方には扱いづらいコンロも紹介していますが、どれも魅力的で所有欲を満たしてくれるものばかりです。
少しでも参考になればうれしいです。